今回のテーマは「オートミール」ですが、よく一緒に取り上げられる「玄米」と比較しながら、「どっちが痩せる?」という疑問にお答えしていきます。
オートミールはダイエット向き食品
オートミールはダイエット食品として最近日本でも広く食べられるようになってきた食品です。主食を白米からオートミールに置き換えたならば、ダイエットが成功しやすくなると言われています。
とはいっても、「この先ずっとオートミールを食べ続ける」というのは、脱落してしまう人が多く出てきそうです。やはりご飯は食べたいもの。
やはり「我慢し過ぎずに」というのがポイントになってくるのですが、以下のような順番で置き換え効果が出てくるイメージでしょう。
白米 > 玄米 > 芋類 > オートミール
オートミール VS 玄米
それでは、実際にオートミールと玄米を比較してみましょう。
オートミール100gと玄米100gの栄養成分を比較していきます。
オートミール(100g) | 玄米(100g) | |
カロリー(kcal) | 380 | 165 |
タンパク質(g) | 14 | 3 |
炭水化物(g) | 70 | 35 |
食物繊維(g) | 9.5 | 1.5 |
GI値 | 55 | 56 |
この数字を見ていくと、カロリーで考えるとオートミールの方が多いのですが、たんぱく質も非常に含まれているんですね。玄米の4倍くらい含まれているので、非常に豊富なわけです。
これは、実はとても大きなメリットで、 たんぱく質を多く摂取できると、
- 食欲が安定する
- 間食のリスクが減る
といったことが期待できるんですね。
あと、食物繊維も比較にならないほどオートミールのほうが含まれていることを考えると、オートミールは非常に優秀な食品だと言えます。
比較ということなので同じ分量の「100g」の数字で見て来ましたが、実際にはオートミールは100gも食べません。
半分の50gほどの量で良いと言われていますから、カロリーはほぼ玄米と同じになるということです。たんぱく質も玄米の倍くらいあります。食物繊維については倍以上あります。
糖質は玄米と同様に含まれているので、オートミールを取ること糖質制限とはなりませんが、急な血糖値の上昇を抑えるという面では白米と比べてもやはり大きなメリットでしょう。
栄養価が高く腹持ちもよいので、ダイエット向きの置き換え食品として最適と言えるでしょう。
やっぱり口に合うかどうかは大事
いくら体によいと言っても、ストレスを感じるほどの我慢をしなければならないのだったら、それはちょっと問題です。
全然食感が合わないとか、中には「なんじゃこりゃぁ」レベルにNGな人もいたりと好きではない、という人もいると思います。
そのような方はやはり、「玄米」や「芋類」など継続ができる食品でダイエットに取り組んでください。
最後に
玄米とオートミールの比較をして、オートミールはダイエットのための食品として最適です、というお話をさせていただきました。
あとは、みなさんのダイエット計画にどのように取り入れるか、です。
朝だけ、夜だけ、というやり方でもいいですし、「2ヶ月オートミールでいく」というのでも良いわけです。
みなさんの健やかなダイエット生活を応援しています!