リフォーム業者選びの基本
目的応じた業者を選ぶ
リフォーム業者はそれぞれ得意分野とそうでない分野があります。たとえば、外壁塗装専門や水回りに特化した業者、デザイン性の高いリフォームを行う業者など、さまざまなタイプがあります。
リフォームの目的に応じて適切なリフォーム業者を選ぶ必要があります。
リフォーム業者といってもリフォーム専門会社やハウスメーカー、住宅設備メーカー、工務店、家電量販店、ホームセンターなど、業者の種類が異なります。
実績を確認する
ポスティングされた新聞の折り込みやインターネットなどから業者を選びます。工事の実績や口コミ、お客様の声などをしっかり確認してから比較検討することが大切です。
実績が豊富で口コミの評価が高いところを選ぶとよいでしょう。
写真付きの工事実績をインターネットなどで公開している業者は信頼できると言えます。
また、リフォーム協会に加盟していることも信頼できるポイントの1つとなります。
アフターサービスの充実
工事が終わったあともトラブルが発生しないとは限りません。何らかの不具合や故障などもありえます。そのため、工事完了後のアフターサービスが充実していることも重要です。
見積もりの比較方法
マンションのリフォームを依頼する際は、1つの業者に見積もりを行うのではなく、相見積もりをしなければなりません。
相見積もりとは、同じ工事について、複数の業者と比較検討することです。1社のみの見積もりであれば、価格が相場と乖離しているのかなど、適正どうかわかりません。
そのため、複数の業者に依頼すれば、ある程度の相場がわかります。ただし、あまりにも安く提示する業者は要注意です。
工事の質を下げてまで価格を安くするといった悪徳業者がいる可能性もゼロではありません。
見積書には、「設備代金」や「撤去・取り付け費用」、「給排水工事」など、細かく記載されているのが一般的です。
一括で価格が記載されている場合は、詳細がわからないので契約をしない方が賢明でしょう。悪徳業者の可能性もあります。
リフォーム業者との契約前の注意点
必ず契約書を交わす
契約は法律上、口頭でも成立しますが、必ず契約書を交わすようにすることが大切です。
工事内容が異なっていたり、金額の違いなどがあれば、トラブルにもなりかねません。口約束のみで工事後に問題があった場合、依頼内容と工事内容が違っていたとしても、依頼主が不利になる可能性もあります。
押印する前に契約内容を確認する
押印する前に契約内容をしっかり確認しておくことも大切です。押印すると支払いの義務が発生するので、後から金額の変更を申し出ることができません。
また、契約書以外にも工事請負契約書、工事請負契約約款、設計図面など、契約書以外の書類もあるので、不備がないかしっかり確認しておくことが大切です。
契約書はコピーをもらってあとで確認できるようにしておきましょう。
まとめ
リフォーム業者選びは、リフォーム専門会社やハウスメーカー、住宅設備メーカー、工務店、家電量販店など、それぞれ特徴があるので目的に応じて選ぶことが大切です。
